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世界知的所有権機関(WIPO)が主催する「WIPOグローバル・アワード2026」のファイナリスト33社に、広州市の創薬ベンチャー、広東衆生睿創(Raynovent/レノベント)が選ばれた。世界126カ国・地域から1300件の応募があり、中国からは計6社が入選。知的財産の活用と技術力の高さを示す結果となった。
WIPOグローバル・アワードは、知的財産を戦略的に活用し経済や社会にプラスの影響をもたらしている中小企業・スタートアップを表彰するプログラムである。衆生睿創は広州市黄埔区に拠点を置き、呼吸器疾患および代謝性疾患領域の新薬を開発するハイテク企業だ。世界初となる経口3CLプロテアーゼ阻害薬を新型コロナウイルス感染症治療薬として実用化し、インフルエンザや非アルコール性脂肪肝炎への応用も進めている。複数の製品が臨床試験段階にある。
一方、電池リサイクルの広東邦普循環科技(邦普循環、Brunp Recycling)の余海軍・謝英豪チームは、欧州特許庁(EPO)主催の「欧州発明家賞2026」ファイナリストに選出された。同賞はグリーンテクノロジーや産業イノベーション分野で国際的な影響力を持つ。余・謝チームは「動力電池の定向循環リサイクル技術」により、「非欧州特許機関加盟国」部門の最終候補4組のうちの1組に選ばれ、中国からの唯一の入選となった。使用済みリチウムイオン電池を高効率で再資源化する同技術は、天然資源への依存低減やカーボンニュートラルへの貢献が評価されている。
両賞の最終受賞者は7月に発表される見込みだ。
広東省当局は近年、戦略的新興産業への支援や国際的な知財評価への参加促進を強化。企業による国際的知財賞へのエントリーを後押しし、国際競争力の向上を図っている。
出所:広東省市場監督管理局公式サイト
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